雲の向こうは青空

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精一杯走り抜ける

ドラマのコードブルーが好き。

7年ぶりのシリーズ再開ですが、私の住む地域ではそれに合わせて「コードブルー2」の再放送がありました。

 

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再放送で私の頭の奥に残っていたセリフをもう一度聞く事ができた。

 

それは最終回の飛行機の不時着火災現場。そこに向かった藍沢達フェロー。そこで藍沢は息子を飛行機の中において逃げたという男性に出合う。

 

男性の名前は北村。北村のそばに落ちていた座席票から息子を探す藍沢。折れた飛行機の機体の中に中学生か高校生くらいの男の子が破片に埋もれ弱々しく横たわっていた。

 

ゆうき君は生きていたが脚はカートに挟まれ壊死を起こしている。肺もやぶれ呼吸も弱い。早急な救出が必要でそのためには脚を切断するしかなかった。

 

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湘北救命センターの藍沢だ。

北村くんか?

 

うなずく男の子。

 

痛い・・・・です。脚・・・

 

今 助けるから。

名前言えるか?

 

北村ゆうき。

 

ゆうき君か。

藍沢だ。

 

お父さん・・・

お父さん ・・・どこ?

 

お父さん無事だ。

生きているぞ。

 

良かった。

 

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ゆうき君はあきらめかけている。

そこで声をかけ続けて下さい。

 

人は一人では命を大切にしない。

一緒にいたい。

悲しませたくない人がいるから

人は自分の命を大切にする。

 

ゆうき君 俺に会って最初に聞いた事はあなたの事です。

自分の事じゃない。あなたの事を聞いた。

無事だと伝えると笑顔を見せた。

 

この状況で あなたのような親でもこの子にとって大切な父親なんだ。

 

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父:どうなりますか?

 

脚の接合は難しいです。

やけどした皮膚の移植もあるし、肋骨も折れている。

目を覚ましても過酷なリハビリが待っています。

 

彼の人生は確かに変わった。

 

この先辛い事もあると思う。

あなたの事を恨むかもしれない。

 

でも支えになって欲しい。

どんな父親でもいないよりはマシなはずです。

 

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「彼の人生は確かに変わった」

 

この言葉がずっと頭に中に残っていました。

 

ゆうき君は中学生か高校生くらい。

どんな年齢でも脚の切断は厳しいのだけど

この歳でこんな事になるなんて・・・

 

ドラマなのに

ゆうき君 今頃どうしているかな・・・と、ふと思ってしまう。

 

コードブルはードクターヘリの話しなのでドクターヘリが出動するのはたいていが事故現場。

 

「日常」が突然奪われ人生が変わる人々のエピソードが多い。

 

コードブルーを見ると「あたり前の日常」は奇跡の集まりなんだと思う。

毎日をしっかり生きようと思う。