雲の向こうは青空

日々の幸せに感謝です

私の過去を振り返る。①

私って贅沢なんですよね。思えば昔から現状に満足しない。自分の記憶では現状から逃れたいと最初に思ったのは幼稚園の時。

 

でもこれは仕方ない。私は苛められていたので。女の子一人と男の子2人。この3人がいつもつるんで私を苛めていた。私は誰にも言わずただされるがままだった。「親や先生にいいなさい」とよく言うけど、この頃は「親や先生に言う」という事がわからなかった。何をどうしたらいいのか考える事もなく、ただ「この3人はいつも意地悪な事をする」それを受け入れていた。ただ早く「小学校に行きたい」それだけを思っていた。

 

幼稚園を卒園すると親が新築一軒家を購入。私達家族は二駅向こうの土地に引っ越しをした。当然、同じ幼稚園の子どもはいない。私の事を全く知らない人達が住む場所。

 

新築の家の匂い。私と姉の二人部屋。ワクワクした。どうも私は子供の頃は変わっていたようだ。幼稚園の記憶はあるのに小学1,2年の記憶がほぼ無い。友達もいなかった。でも母がよく先生に呼び出されていた事は覚えている。私が幼稚園の時に苛められていたのも多分、変わっていたからだと思う。・・・私、どんな子だったんだ?

 

私が変わったのは3年生から。3年生の時の担任に救われた。担任の先生はとにかく私の話しをよく聞いてくれた。「大人が子どもの話しを聞く。」これって凄く大事。それだけで子どもは自己肯定する事ができる。普通に友達ができるようになった。自己肯定って大事。自己肯定ができるようになると可能性がグッと広がる。身をもって実感した。

 

3年生から6年生の卒業までは楽しかった。でも中学生に憧れた。まず制服がセーラー服で可愛かったし、何より中学校が家から近かった!徒歩1分!私は中学生になる事が楽しみだった。

 

長くなるので続く。